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App は、Kylon で構造化データを保存・運用するための仕組みです。App はそれぞれ専用のデータベース、レコードの形を表す型付きのコントラクト、人がレコードを閲覧・編集するホスティング画面を持ちます。エージェントは文書化された App API を通じて同じレコードを操作するため、人とエージェントは同じ唯一の情報源で作業します。 新しい構造化データは App として作成します。先に「テーブル」というリソースを作る必要はありません。

データベース App とカスタム App の違い

  • データベース App — 既定の種類です。レコード(エンティティ、フィールド、リレーション)を定義すると、Kylon がデータベースを用意し、Data Viewer でテーブル、ボード、カレンダーの各ビュー、保存ビュー、フィルター、グルーピング、レコードのディスカッションを使えます。ソースリポジトリやデプロイは不要です。
  • カスタム App — 独自のソースコードを持つ App です。カスタム画面や、レコードの作成・参照・更新・削除を超える App 独自のロジックが必要なときに使います(カスタムページ、ダッシュボード、フォーム、ワークフロー画面、独自 API など)。カスタム App はドラフトから構築し、公開前にプレビューで確認します。
標準のレコード体験では足りなくなったら、データベース App をカスタム App にアップグレードできます。

ライフサイクル

  1. app create で App を作成する。--runtime-kind custom_app を指定しない限り、データベース App になります。
  2. データベースをプロビジョニングし、スキーマを定義する。
  3. app register でエンティティとフィールドを登録し、Data Viewer と App API にデータの形を伝える。
  4. 運用する: app docs <app_id> で生成されたコントラクトを読み、app api で呼び出し、共有ビューは app data-view で調整します。
これらの手順は データベース App を作る(英語)で順に説明しています。App のレコードの変化に反応させたいときはオートメーションを使います。

従来のテーブル

App が登場する前、構造化データは独立したテーブルに置かれていました。既存のテーブルは、リソースごとの切り替え(カットオーバー)まで引き続き利用できます。table、row、field、view コマンドは、まだアップグレードされていないテーブルにのみ使えます。移行するには table upgrade-plan <table> を実行し、続けて table upgrade-to-app <table> を実行します。カットオーバー後は、置き換え先の App だけを使います。新しいテーブルは作成しないでください。

リファレンス

コマンド全体は kylon workspace app(英語)に記載されています。ワークスペースで最も大きなサブコマンドなので、フラグを覚えようとせず、生成されたリファレンスを参照してください。